運送会社は価格だけで選んでよい?荷主が確認したい7つのポイント
価格だけで運送会社を選んでよい?荷主企業が確認したい7つのポイント
この記事の要点
運送会社から複数の見積もりを取ったとき、一番安い会社を選びたくなることがあります。
しかし物流では、「金額だけ」では見えない部分があります。
誰が実際に運ぶのか、どこまでが料金に含まれているのか、事故時の責任はどうなるのかまで確認することが重要です。
1 運送条件が同じか
比較する前に、各社へ同じ条件を伝えているか確認します。
車種や時間指定が違えば、価格比較そのものが成立しません。
2 誰が実際に運ぶのか
契約相手と実際にトラックを運行する会社が同じとは限りません。
誰が実運送を担うのか確認することは重要です。
3 見積もりに含まれる範囲
運賃だけなのか、
待機
荷役
高速道路
その他附帯作業
まで含まれているのかを確認します。
4 貨物保険
保険の有無だけでなく、補償限度額や条件も確認します。
5 事故・トラブル時の連絡窓口
輸送中に問題が発生した場合、誰へ連絡すればよいのかを確認します。
6 荷物に合った車両か
安い車両でも、荷物や現場条件に合わなければ意味がありません。
7 継続して相談できるか
物流では、急な依頼や条件変更が発生します。
価格だけでなく、情報共有や対応力も重要な選定材料になります。
価格競争だけでは持続可能な物流にならない
2024年3月に見直された国土交通省の標準的な運賃でも、燃料費、荷待ち、荷役などを適正に転嫁する方向が示されています。
安さだけを追求すると、実際に輸送を担う現場へ必要な原価が届かない可能性があります。
丸共協同株式会社の考え
大切なのは「高い・安い」だけで判断することではありません。
原価、輸送条件、責任の範囲を確認したうえで比較することです。
荷主企業と運送会社の双方が継続できる取引でなければ、長期的な物流の安定にはつながりません。
FAQ
相見積もりを取ってもよいですか?
もちろん比較すること自体に問題はありません。同一条件で比較することが重要です。
一番安い会社を選ぶと問題がありますか?
安いこと自体が問題なのではありません。価格の理由とサービス範囲を確認することが重要です。
実運送会社まで確認する必要がありますか?
物流取引の透明性を高める意味でも、誰が実際に運ぶのかを把握することは重要です。
まとめ
運送会社を探すときは、運賃だけでなく、実運送、責任、保険、車両、荷役などを一体で確認することが重要です。
